Trainer's Note

パーソナルトレーナー/鍼灸学生の吉田陵です

陸上自衛隊レンジャー訓練#1

元陸上自衛官パーソナルトレーナー、吉田陵です。

 

今回は私が実際に経験した陸上自衛隊の「レンジャー訓練」について書きます。
今回取り上げるレンジャー訓練は約20年前に私自身が経験したものです。2019年現在、レンジャー訓練の本質は変わっていないと思いますが、その任務や運用については当時とは変わっているかもしれません。よって細かい点の相違はご了承ください。
レンジャー訓練については色々と書けますので、今回は第一弾として「私がなぜレンジャー訓練に参加したのか」を書きます。

 

【レンジャー訓練とは?】

一言で言えば「ゲリラ」です。
一般の部隊や隊員では遂行できないような特殊な任務を行います。例えば「建築物の爆破」であったり「要人の誘拐もしくは奪還」というような任務です。養成訓練の期間は約2ヶ月、訓練に参加した隊員の1/3は最後まで修了できずに去っていくような訓練です。YouTubeにもレンジャー訓練の動画がありますので、興味がある方は是非見てみてください。

 

【私はなぜレンジャー訓練に参加したのか】

私が参加したレンジャー養成訓練は2000年の秋です。レンジャー養成訓練は志願制で、身体検査と選抜試験を通過した隊員だけが訓練に参加できます。志願制とは言え、活きのいい若手や将来を嘱望される人材は、部隊長から推薦されて半ば強制的に選抜試験を受けさせられる場合もあります。しかし、レンジャー訓練は大袈裟でなく命懸けの訓練なので、最終的に訓練に参加するか否かは自分で決めます。


2か月間に及ぶ厳しい訓練を修了した隊員は、晴れて「レンジャー」の称号が与えられ、自身の制服や迷彩服の左胸に「レンジャーバッチ」を付ける資格を得ます。

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レンジャーバッチ。中央のダイアモンドは「固い意志」「固い絆」、周囲の月桂樹は「勝利」を意味します。

 

過酷な事で知られるレンジャー訓練ですが、それについて私自身はもちろん知っていました。実際に、訓練中に怒号が飛び交っていたり、レンジャー候補生が教官に引きづり回されている現場を直接見た事もありましたし、訓練に参加した先輩からはリアルな体験談も聞いていました。では、なぜ私はそんな訓練に志願したのか。
一番の理由は「後悔したくなかった」からです。レンジャー訓練に挑戦できるタイミングというのは、人生においてほんの一瞬だと思います。幸か不幸かそのタイミングが丁度良い時に巡ってきたので、迷わず参加を表明しました。そして当時の私はずっと自衛官でいたいと思っていましたから、レンジャー隊員のスキルが21世紀の自衛官には必須であるとも考えていました。また、自衛隊に入隊して、目立つ先輩のほぼ全てがレンジャー隊員であったことも大きく影響したと思います。体力があって、頭が切れて、かっこよくて、課業外(アフター5)でも超人的な、そんな先輩方への憧れがあったのです。

 

というわけで私は簡単な気持ちでレンジャー訓練に参加したのでした。(つづく)

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訓練中の一コマ。左から2番目が私です。当時23歳。

 

吉田  陵

r . y o s h i d a 7 7 @ i c l o u d . c o m

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【指導場所及び指導料金】

セントラルスポーツ ザ・プリミアクラブ及び各店舗(飯田橋・三番町・丸の内)

90分 ¥12,960

60分 ¥8,640

30分 ¥4,320

・フォーカルポイント乃木坂

60分 ¥10,800

・出張指導(都内23区)

60分 ¥12,960