Trainer's Note

パーソナルトレーナー/鍼灸学生の吉田陵です

フリーランスのデメリット

私はフリーランス(個人事業主)のトレーナーとして仕事をして8年目になります。フリーランスとしてやっていくことは当然自分で選びましたし、自分に合った働き方だと思っています。仮にもう一度人生をやり直すとしても、最終的にはフリーランスという形態で仕事をしたいです。

 

フリーランス」についての云々はあらゆる方が述べていますので、ここでは私が考えるフリーランスのトレーナーのデメリットを書きます。組織に属さず個人で仕事をしていく「フリーランス」という形態のデメリットと言えば何でしょうか。

 

・収入が安定しない

・仕事以外の雑務も全て自分でやらなければいけない

・将来の見通しが立たないetc..

 
私自身が思う「フリーランスのトレーナーのデメリット」は上に挙げたものではありません。私が考える一番のデメリットは、

 

「フリーという立場ではトレーナーとしての実力を高めていくのが難しい」

 

ということです。フリーで仕事をしていくという事は、即ち自分の腕一本でやっていくということですから、私の考えは一見矛盾するように思えます。しかし、この「実力を高めていくのは難しい」という考えは間違いの無い事だと考えています。1人でやっていく事で実力を高めるのは難しいと考える最も大きな理由は以下です。

 

「客観的な評価が得られにくいので、自己流や独りよがりの指導になりやすい」

 

「客観的な意見が得づらい」というのは言い換えれば「指摘されることが少ない」「批判されない」という状態を指しています。そう言った状況は職業人にとって致命的なことです。完璧な仕事など有り得ないと思いますし、指導の中で、必ず何かしらは改善すべき点があるはずです。パーソナルトレーニングの場合、クライアントの方は決まったトレーナーから一定の期間続けて指導を受けてくださるケースが多いですので、トレーナー自身が「自分の指導は受け入れられている」という錯覚を起こしやすく、よっぽど注意しないと馴れ合いの指導になってしまう危険性があります。

 

灯台下暗し」の通り、改善すべき点や反省点等は自分自身ではなかなか気が付かないものです。そう言った点を第三者から見られ、指摘される環境ではないと自分の弱点だけでなく、良いところも分からなくなってしまうのではないでしょうか。もちろん、指導を受けてくださるお客様という存在がありますが、何らかの理由でトレーナーの指導に満足されない場合、お客様はただ黙って去っていってしまうことが殆どでしょう。

「あなたのここが良くない」

「ここはこうした方がいい」

「あれはどういうことか」

というような事(特に専門的な事)を、担当するトレーナーに直接伝えてくださる有難いクライアントの方はそうそういないと思われます。

  

自己流にならず、偏った指導にならない為には、組織の中で自分より経験のある人からの確認や周囲の意見があったほうが防げると思います。また、疑問や悩みを共有し、解決に向けて一緒に取り組んでいける体制が必要ではないかと感じます。幸い私はトレーナーとして独立する以前に、色々な組織に属し「働くということ」や「サービスをすること」を経験を通して学べました。そして、自分自身の指導をできるだけ「俯瞰して見る」ということを意識していますので、なんとか一人でもやれていると思っています。

 

フリーランスという職業形態は良くも悪くも自由であり、人によってはカッコよく映るかもしれません。そして自分の裁量で決められるという立場だからこそ得られる可能性もあります。しかし、その反面色々なデメリットもあります。まとめると、私が言いたい事は「覚悟と意識を持て」と言うことになりますでしょうか。

 

以上、自戒です。

 

吉田  陵

r . y o s h i d a 7 7 @ i c l o u d . c o m

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【指導場所及び指導料金】

セントラルスポーツ ザ・プリミアクラブ及び各店舗(飯田橋・三番町・丸の内)

90分 ¥12,960

60分 ¥8,640

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・フォーカルポイント乃木坂

60分 ¥10,800

・出張指導(都内23区)

60分 ¥12,960